思考溜り

その名の通り、ここには思考が溜る。どんなに崇高でも、下賤でも、わたしの思考の全てはここに溜る。

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年のえろげについて

2020年終わり。 今年出たえろげについて語る。 それでは。 『白昼夢の青写真』 『さくらの雲*スカアレットの恋』 『アインシュタインより愛を込めて』 今年は魅力的なヒロインが多かったなぁ そういえば まぁ真の覇権は『竜姫ぐーたらいふ』なんですけどね…

控えめに言って4んでくれと思う

この記事には、不特定多数の人を誹謗中傷する内容が含まれており、その中にフォロワーが含まれている可能性が十分にあります。ご注意ください。 それはいつもの食卓 ずるずる…… はあ……む…… はふはふはふはふ クチャ、クチャ、 ずずーっ…… わたし「…………」 わ…

冬茜トムへの愛を語る

はじめに 常識と「常識」の対比による鮮やかな偽装 過程がどうあれ終わりよければ全て良しってね? 冬茜トムは、いいぞ……! 冬茜トム作品のネタバレあり(ここで語られるのは彩頃、あめぐれ、さくれっとのみ)。 はじめに 今回はちょっと趣向を変えて一人の…

お風呂で1分くらい静止してた話

習慣とは、思考の放棄である。 ……何言ってんだこいつ。 今日お風呂入ってたらいきなり自分が何してるかわからなくなって一分くらい静止してた。それで思ったわけよ。習慣って思考の放棄と同じなんじゃないかなって。習慣となっている一連の動作を途中でやめ…

『もののあはれは彩の頃。』感想

はじめに 取り敢えず現時点での冬茜トム作品はこれで全部。まじかるちゃーみんぐからさくれっとまで、全てプレイし終えた。本作はその最後にプレイしたため、どうしても冬茜トムという私個人として非常に期待の大きいライターとして記憶している状態でのプレ…

『恋愛×ロワイアル』感想

はじめに まり√ 乃々香√ 汐音√ 蓮菜√ 由奈√ おまけ√ 最後に はじめに 最後にアサプロ作品をやったのはいつだろう。とりあえずやったことがあるくらいしか記憶にない。その程度の認識。まぁどういうコンセプトで作品作ってるかってことぐらいは知ってるので、…

わたしにも、アレが来てしまったのかもしれない

DMC5、つまんね。 嘘です神げです。PS4で一番面白いゲームです。 なんかゲームやってないときはやりたくてやりたくてたまらないのに、いざ始めると唐突に無気力感に襲われる。そんな感じなのでホーム画面のまま一時間放置ということもまたしばしば。DMCはい…

『水葬銀貨のイストリア』感想、他

前置き 人魚姫について 普通の感想 前置き 私は、紅葉の言うことを否定することができない。やはり心を滅茶苦茶にかき乱してくれるような物語は、悲劇にしか存在し得ない。この感情はカタルシスとは明らかに別種のものである。故に同時に存在することはでき…

『竜姫ぐーたらいふ』感想

はー、可愛い。鷹乃ゆき原画はやっぱり最高なんだな……。その中でも今作のハルは最高に可愛い。 最高か? 可愛いなぁ……。ほんと可愛い。 ……可愛いしか言ってねぇ。実際この作品にある要素はそれだけですよ。序盤に竜が地球に降り立って大変だってなるけど殆ど…

『アインシュタインより愛を込めて』感想、他

※この記事には妄想と気持ち悪い文言が多分に含まれています はじめに 感想 佳純 忍 唯々菜 ロミ、他 話の主題について その他問題点 最後に はじめに この作品をずっと待っていた。さくれっとよりもずっとずっと大きな期待を込めて。私の初エロゲは何度か言…

何かを放出したい。

何かを放出したい今日この頃。文字に起こしたい、そう思い立ってさくれっとのSSを書き始めたのが約一週間前。創作という行為の一端を心で感じ取った気がする。真に良いものを創るには心的作用が必要不可欠なんだと思い知った。そういう意味でその気持ちを放…

最近どうですか。

最近わたしのTwitterが完全にメンヘラ化してんだよなぁ……。それに関してはもう偏にさくれっとという作品の存在があるわけだけど、ほんと心抉りすぎなんだわこれ。今まではこんなこと一切なかったのに。というかこうなってる自分が一番驚いてるわ。去年までは…

『さくらの雲*スカアレットの恋』感想、他

なんだか流行ってるみたいなので 未プレイの人、まだ途中の人、悪いことは言わないから大正時代にお帰り。ついでにアメイジング・グレイス未プレイの人もオーロラの中にお帰り。 はじめに 冬茜トムはやはり天才的だという話 所長が好きすぎる話 で、実際どう…

『白昼夢の青写真』感想

はじめに CASE1 CASE2 CASE3 CASE0 最後に ネタばれアレルギーの人、CASE0は飛ばしたほうがいいかもね。 はじめに ラプラシアン公式、まぁ嫌いな人も多いよね。私もその一人で、どうにも公式のあの態度は受け入れがたいものであるのは間違いない。彼らにも…

『穢翼のユースティア』についての長ったらしい報告

はじめに 登場人物について フィオネ エリス コレット リシア ジーク ルキウス カイム 正義 価値観と現実 最終章について 最後に はじめに 3回目、だったと思う。この作品をプレイしたのは。1回目が一昨年、2回目が去年、そして3回目が今回だ。いずれの…

『放課後シンデレラ』感想

“キャラゲー”としての素晴らしさ 本作の下校システムについて キャラクターについて 共通 陽佳 雪子 茉莉愛 つくし 多乃実 その他不満点 “キャラゲー”としての素晴らしさ 私はこの作品を終えて流石という他に言うべき言葉が見つからない。HOOKの良さ、という…

『カミカゼ☆エクスプローラー!』感想

飛ばしていいよ 愚痴あり感想 普通に感想 飛ばしていいよ さて、私は常々思うことがある。 エロゲのライターは何かしらの不快要素を入れなければ気が済まないのだろうか。そこに何らかの意味があるのならいい。全く問題ない。しかしそうでないのなら一体何の…

『時計仕掛けのレイライン』感想

3部作構成の本作だが、私は一気にプレイしたため一つの作品とみなし感想を書こうと思う。結論から言って非常に面白かった。次々現れる謎としっかりそこに存在する登場人物たち、そして軽快で不安のない文章。面白くないわけがない。しかし2作目の途中、少し…

『恋するココロと魔法のコトバ』感想

ああー…緩い世界観で程よくファンタジー要素が入ったのないかな〜・・・おおっ!?これぴったりじゃね!? はい、まさか地雷だったとは思いもしなかったね。うん。キャラ可愛い、キャラ可愛い、あとキャラ可愛い。それ以外にどう褒めればいいかまるでわから…

「初心者向けエロゲ」について考える

初心者向けのエロゲは何かと聞く人たちは、何か目的があって聞くのだろう。出なければ自分の好きな作品を手に取ればいいし、それができないほどおこちゃまでもないだろう。だからこそ、ここではその目的と初心者エロゲーマーとは何かという問いを確定する。 …

『Magical Charming!』感想

わたしが好きだった頃の角砂糖の作品。前々から良いと聞いていたので、普通に期待して読み進めた。結論から言ってよかったと思う。TRUE以外が少々退屈でダレてしまったのは否めないが、TRUEで巻き返したこと、文章がスッと入ってきて読みやすく、なおかつ日…

『QUALIA〜約束の軌跡〜』感想

AIものを食す時、毎回考えるのが、AIは感情を持つことが可能かという問題。結論から言ってしまえば、私は不可能だと考えている。感情に限りなく近いものは全く問題なく作ることが可能だろう。しかしその裏にあるのは計算であり、感情と呼べるものは一切ない…

『月の彼方で逢いましょうSweet Summer Rainbow』感想

まず初めに私はつきかな本編未プレイだということ。それを念頭に置いたうえでこの記事を読んでほしい。 とりあえず本編のダイジェスト版についてだが、よくできていたと思う。未プレイの私でもしっかりと内容が理解できたし、面白さも伝わってきた。しかしと…

『DEATH STRANDING』について

コジプロによるメタルギア後最初の作品である今作。かたや神げと称えられ、かたやくそげと言われ、賛否両論だが実際はどうなのか。またわたし自身どう感じたのか、それを伝えられたらと思う。 ゲーム性について 本作は荷物を届ける配達の仕事をそのままゲー…

『この大空に、翼を広げて』感想

夢、その美しさや尊さ。それらをふんだんに詰め込んだ作品。高校生という短い時間に訪れる青春のひととき。それを彩る部活。とても美しい物語だった。 本作の舞台は風ヶ浦という田舎が舞台で、主人公水瀬碧が5年振りにその故郷へ帰ってきたところから物語は…

『執事が姫を選ぶとき』感想

今回はネタバレ一切なしです。 久しぶりにゆるめの作品。シナリオに期待、というよりはいわゆるキャラゲーとしてのストーリーを求めてこの作品を購入。しかし、いざプレイしてみるといろいろと気になる点が多く見つかった。 1点目は、mobキャラの使い回しで…

『ゴキ‘s room』についての簡潔な報告

PS4でVR専用ゲームとして発売されているゴキ‘s room。初めは濃厚なくそげ臭がした。値段は880円だった。正直期待はこれっぽっちもしてなかった。でも、いざ蓋を開いてみるとどうだろう。芳しく香るくそげの匂いが辺り一帯を包み込んだ。結論から言ってしまえ…

わたしのエロゲ評価基準について

大雑把な点数での評価の把握 0〜19:存在価値なし 20〜29:虚無 30〜39:面白くない 40〜49:面白くなくはないが、人に薦める程ではない ----------------------プレイする価値あるか否かの壁 50〜59:普通 60〜69:面白い 70〜74:良作 75〜79:名作の一歩手前 ----…

『White Album2 』感想

恋愛物語の一種の完成形、とでも。全体として非常に完成度が高く、涙腺を刺激するシーンも多く見受けられた。また、それについて必要な土台もしっかりと組まれていた。テンプレートを踏みつつも、自分を見失うことのない世界を丸戸史明はこの中で表現できて…

『ハロー・レディ!』感想

端的に述べて面白かった。それにストーリー全体として疾走感があったため、スラスラと読むことができた。だが先に言っておくが、文章力は決して高くない。それでいて大仰な表現、詩的な表現を好むため、そういった文章を好む人でないと読みづらいこと甚だし…