ああー…緩い世界観で程よくファンタジー要素が入ったのないかな〜・・・おおっ!?これぴったりじゃね!?
はい、まさか地雷だったとは思いもしなかったね。うん。キャラ可愛い、キャラ可愛い、あとキャラ可愛い。それ以外にどう褒めればいいかまるでわからない。文章に全くキレがないのにシナリオにも全く魅力がないものだから読み進めるのがひたすらに苦痛。
悪い部分に関しては以下の通り
- 文章にキレがない
- シナリオにも魅力がない
- 言葉一つ一つが紙のように薄っぺらく軽い
- そのせいで真剣なシーンでも「で?」としか思えなくなる
- 物語の根幹が全て精霊に起因しているのに、精霊という概念があまりに曖昧である
これだけ見るとエロゲなんてそんなのばっかだろと言いたくなるかもしれないが、正直シナリオにも文章にも全く惹きつける力がない作品はそう多くはない。それによって作品として根本的な魅力が大きく損なわれている。それに加えて曖昧な設定と軽い言葉の数々、これでは物語を楽しむことなど到底叶わず、ただただ冷静に粗探しばかりしてしまう。(それと風袮の言動・性格がかなり苦手なタイプだったことは黙っておく。まぁそうでなくともなんとなく登場人物の言動は気持ち悪いものが多かったが、やはりこれも黙っておく。主観的なものでしかないからね。一応ね)。
良いところも挙げたい。挙げたいけど…ない。ないものはないんだから諦めるしかないんだよ! 絵が可愛い。それすらもキャラに魅力を感じないが為に極限まで薄れてしまっている。そのせいで「萌え」という最低限のラインすらクリアできていない。
なんならなんもわかってない冒頭が一番楽しめてた。ピークはハルが登場したところだな。あそこが一番面白かった。
点数:32 文章:悪い 味:非常に薄味