思考溜り

その名の通り、ここには思考が溜る。どんなに崇高でも、下賤でも、わたしの思考の全てはここに溜る。

『ハッピーライヴショウアップ アンコール!!』感想

えっちげーむ筋が鈍りすぎた。だからこの作品を終えるだけでもこんなに時間がかかってしまったんです。

ということでハラショウアンコール。前々から楽しみにしてた作品だった筈なんだけどな~~~。まぁ実際作品自体は面白かったです。悪いのはなにもかも鈍り切ったあたしのえっちげーむ筋……。許してほしい,いや,許さないでほしい。来年はいっぱいやるんだから。

 

各キャラクターのアフターストーリーについて

とは言ってもちょっとした小話とえっちシーン一つで終わりなので特に話すことがあるわけでもないのですが,ちょこちょこ書き残しておきたいことがあったので適当に。

それがカーレンティアについて。彼女は前作から続き,作品内でも屈指のキャラの濃さで本当にこの作品だけで終わらせてしまうのがもったいないと思えるほどに良いキャラクターだった。実際私もカーレンティアというキャラクターはお気に入りであったし,短いとはいえ彼女とのその後を見れただけでも本作をプレイしてよかったと思える(ただえっちシーンでお尻の穴に指を突っ込んだのは本当にやめてほしかった……)。

次にクラリスについて。これに関してはカーレンティアほどキャラクターが濃いとかそういうことでもないのだが,またまたえっちシーンについて,最後に口淫のCGがあって,それが本当に綺麗だった。間違いなく今までプレイしたえっちげーむのえっちCGランキング作っても上位に来る程度にはよかった。

 

ミヤビについて

これがなければ始まらない。前作でのミヤビルートがあまりにも味気なさ過ぎて最初これが前作の続きからやっているということに気付かなかったことは内緒。

全体の流れとしてはハラショウ無印にて最後まで魔法の世界に戻ることのなかったアキトが再び魔法を手に取るまで,という話。無印で散々焦らされてきたので実際にアキトが魔法ショウに出たときの感動はひとしお,体から熱いものが溢れてきた。しかし無印であんなにも魔法に関わることを拒否していたのに,どうして今になって……という気持ちもあり,実際にそれは作中でソフィーも似たような気持ちを抱いていたようで,若干の私的な気持ちを交えてアキトに言っていた。しかし結局のところソフィーはアキトが今更ということよりも,ポカポカを失って何者かわからなくなっていた自分と同じ立ち位置にいるアキト見ていた。「普通」であると諦めてただ一度の特別をかみしめていた。もともと周りには特別な人が多く,ソフィーにとって刺激はあったのだろう。そこで極めつけにアキトが特別になってしまったのだ。

この作品において,メインのヒロインはミヤビではあるが,どうしてもテーマ的に見てアキトとソフィーを中心に見ずにはいられない。アキトはポカポカを通じて魔法の楽しさを思い出し,前に踏み出した。ソフィーはそんなアキトを見て自信を見つめなおした。やはりどう考えてもこの物語の中心はアキトとソフィーであると思わずにはいられない。

 

 

 

点数:65/100 文章:5/10 味:甘味,若干の塩味,若干の旨味