はー、可愛い。鷹乃ゆき原画はやっぱり最高なんだな……。その中でも今作のハルは最高に可愛い。
最高か？ 可愛いなぁ……。ほんと可愛い。
……可愛いしか言ってねぇ。実際この作品にある要素はそれだけですよ。序盤に竜が地球に降り立って大変だってなるけど殆ど意味ないし。シナリオとしては最序盤がピークという。肝心の中身も文字通りぐーたらしてるだけ。何とかしてニートという生き様を貫こうとする主人公に惚れる……！なんてこともなし。寧ろなんだこいつレベルの主人公。けれど不思議と不快感はない。WhirlPool作品としては及第点かなぁといったところ。個人的にWhirlPoolで好きなのはJusty×Nasty。それと比べるとキャラ的にはそこまで劣ってる風ではないけど単純に長さで印象が薄くなってしまったかな。ギャグとしては断然Justy×Nastyのほうが好き。
まぁタイトルにもある通り基本的にぐーたらするのがこの作品のコンセプトだし、そういう意味では全然分かってたものを受け取った感じね。だから普通に満足度は高い。強いて言えば、それとは別の部分のシナリオにちょっと不満かなーって感じ。ハルと鈴夏の二人分のストーリーあるのかって思ってたら普通に一本道だった。途中申し訳程度の分岐はあるけど一つイベント終わったら収束するから終わりは同じ。つまり二股って訳なんだけど、なんていうか、三人の関係が少しもはっきりしないまま終わってしまった。一応最後のワンシーンでハルが「わたしが正妻ですからね！」とは言った。でもふざけ半分というか、ちゃんと決めてる風ではない。……別にそこまで気にしてるわけじゃないけどね？
あとサブキャラの影が予想以上に薄かった。秋乃さん（鈴夏の母親）はいいとして、ドラ美ですよ。もうちょいいい感じに絡ませればもっと笑いをもっていけたかなといったイメージ。せっかくそこら辺のキャラが立ってたのだからそれを放置するのは少しもったいないかなと。鈴夏の家に居候とかでも面白そう。
大体こんな感じだ。あとは本当にキャラ可愛いしかいうことがない。いつものWhirlPoolですねはい。
点数：５２／１００ 文章：５／１０ 味：甘味
P.S．ハル可愛い。
