思考溜り

その名の通り、ここには思考が溜る。どんなに崇高でも、下賤でも、わたしの思考の全てはここに溜る。

好きなノヴェルげ50選

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FD及び続編は適宜統合もしくは除外。

 

ふとした思い付きを適当に挙げてっただけのものです。抜けがあるかもしれません。また、先述の通りふとした思い付きなので点数ほどの厳密性はなく、明日には結果が変わるかもしれない程度のものです(とはいえ大きく変わるということはありませんが)。

 

今回のランキングはあくまで「好き」のランキングです。いつも記事の最後に付している点数とは基準が異なり、完全な主観によって定めています(点数は主観的客観性を重視しています)。

 

コメントはあったりなかったり。

 

1:竜姫ぐーたらいふ2 100

言葉は不要ですね。

 

2:穢翼のユースティア 96

「下」から「上」にどんどん上っていく、這い上がっていく感覚、それを綺麗に描き切っており、また価値観に着目した主人公の葛藤も見事。価値観を主軸としたさまざまなテーマを描き切った見事な作品。

 

3:アメイジンググレイス -What color is your attribute?- 87

初冬茜トム作品。彼の作品は当然終盤に明かされる大きな情報がメインであるが、同時にキャラクターを引き立たせること、それによる日常パートの濃密さ、それらが合わさった結果だと思っている。そして得たのは至上の喜びだった。あの開示を見たとき、このライターに一生ついて行こうと決めた。

 

4:さくらの雲*スカアレットの恋 87

前述の情報開示もさることながら、本作はキャラクターを独りに一点特化させた作品だった。もう所長に関連する情報を見るだけで涙が出る。

 

5:冥契のルペルカリア 89

演劇というなんとも私好みの題材を大衆的に描いた作品。それでいてルクル的キャラクター展開も見事に備わっており、面白くないはずがなかった。折原氷狐

 

6:はつゆきさくら 85

私の初エロゲだということは何度も言っているが、やはり初めてという印象に関連付けられた衝撃は大きい。同時に卒業というテーマを私の心に強く植え付けた。新島夕的世界観と卒業、そのマリアージュは初めて触った作品ながら未だこの地位に居座る強さを示している。

 

7:ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world- 92

主に最終決戦について言いたいことは山ほどあるが、それはそれとして最終決戦よりも前までは完璧と言っていい出来だったし、上記アメイジング・グレイスにて書いた「冬茜トムに求めること」は達成されていた。加えてファンタジー、人種/種族、国家、これらを一つの作品で描き切っただけでもその価値は計り知れない。

 

8:Forest 99

物語的物語、その極致。古典の引用やオマージュ、そういった行為は悪い意味での臭みを与えることが多いが、得てして名作というのはそういうものであることも多い。昔はすべて自分の作品で構成されていないという意味で好きではなかったが、今では逆に物語としての価値をいっそう高めることだと知っている。虚構の頂点の名を冠する作品は伊達じゃなく、まさしく虚構としての頂点に立っていた。

 

9:天使の羽根を踏まないでっ 86

ある種作品の性質としては冬茜トム作品と似ているところがあるかもしれない。表面的に見て、大きな情報を物語のメインとするのは冬茜トム朱門優両名が得意とするところだろう。本作はその情報に途方もないほどに時間を遡ることで歴史的深みを持たせている。正直、山場以外のところを見るとイマイチではあるが、その山場があまりにも強い。

 

10:水葬銀貨のイストリア 87

紅葉さまがこの世で最も強いヒロインだっていうお話。

少しルクル的な性質を排して、大衆的な面白さを高めた作品。故に単純な面白さでは他に勝る。

 

11:恋×シンアイ彼女 84

”本質”を見ろ──!

 

12:Scarlett ~スカーレット~ 88

日常と非日常の境界、一貫してそのテーマを描いた作品。我々のいる世界を日常としたうえで、作品内では非日常を描くことでその特殊性がありありと感じられてとても気持ちがいい。

 

13:サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う- 94

 

14:虚構英雄ジンガイア 95

 

15:魔女こいにっき 84

 

16:乙女理論とその周辺 83

キャラクター同士の掛け合い、その究極系とでも言うべき完成度の高さ。実際ただの日常パートがシナリオと関係なく何度も読み返したくなる。またストーリー展開としても雑なところは多々あるもののそれを気にさせないテンポの良さと面白さ。一点のヒロインに特化したつり乙とはそこにおいてのみ負けるが、それ以外は圧倒的に勝っている。

 

17:君の名残は静かに揺れて 90

現実的三角関係恋愛の到達点の一つをWA2とするならば、これは半幻想的恋愛の到達点の一つであると考える。身分の差、それによる実家からの横槍、その実家内での確執。半ば現実ではあり得ないことと化しているこういった恋愛模様を現実的に、ひしひしと伝わる実感のこもったシナリオが素晴らしい。

 

18:紙の上の魔法使い 88

同人時代のことを知らないのでなんともなところではあるが、この作品にルクルというライターの基本情報はつまっていると感じた。最初の作品ではないが、ある種原点的な強さのある作品。

 

19:金色ラブリッチェ 85

テーマ性、メッセージ性、それらを非常に高い水準で描いた作品。カッコよくねー人生なんてゴミだ、などとはよく言ったものだが、それを命を懸けて守る姿はあまりにも美しかった。

 

20:ナツユメナギサ 83

 

21:もののあはれは彩の頃 85

 

22:WHITE ALBUM2 91

 

23:俺たちに翼はない 85

 

24:アインシュタインより愛を込めて 83

 

25:素晴らしき日々 ~不連続存在~ 92

テーマ的な難解さもさることながら、この題材で一つの作品を描き切ったというすごさ。単純な完成度ならばサクラノ詩を超えるできであることは確か。

 

26:彼女たちの流儀 86

鳥羽莉という唯一のヒロインに恋をするだけの作品(そんなわけないです)。

 

27:いつか、届く、あの空に。 78

ふたみルートが順調かつ正当に物事が進んだ結果起きた当然の帰結、此芽ルートが少し誤算があったものの、あり得なくはない結末、そして傘ルートがあり得ない結末。それぞれ「個別ルート」としての価値が非常に高く、またKanon問題的なものも考えられる。もちろん先の朱門優がライターを務めている本作当然面白かったが、それ以上に資料として価値の高い作品。

 

28:CyberRebeat -The Fifth Domain of Warfare- 78

なによりも全体の疾走感が凄まじい。何を言ってるのかわからないことはしばしばあったが、そんなことはどうでもいいと言わんばかりに話が進む。そしてそれで問題がない。

 

29:さくら、もゆ。 -as the Night`s, Reincarnation- 90

 

30:白昼夢の青写真 84

ラストさえなんとかなれば、恐らく一生心に残るほどの作品だった。昔は安易に殺すなといったものだが、今では安易に生き返らせるなと思うことの方が多い。

 

31:アマツツミ 83

私的御影作品最高傑作。物語としての繊細さが際立ち、そこにライターの力量がいかんなく発揮されている。

 

32:ひこうき雲の向こう側 85

 

33:向日葵の教会と長い夏休み 83

 

34:CROSS†CHANNNEL 89

 

35:いろとりどりのセカイ 86

 

36:グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRIZAIA- 77

果実は良くも悪くも似たような展開で、少し飽きる部分があるが、十分に面白い出来ではある。問題は迷宮と楽園。迷宮のメインシナリオは雄二過去編だが、これがまぁ面白い。果実で朴念仁のやべーやつだった雄二がどんな壮絶な過去を過ごしてきたのか、そして実際にその過去があまりに凄まじく思わず拍手を送ってしまった。

楽園については正直良くない部分も多分にあるが、単純に欲しいものが提供されたので満足ですといった具合。

 

37:月に寄り添う乙女の作法 76

ルナ様と言えばエロゲをプレイする人の中では「綾地さん」に匹敵する知名度だが、事実としてそこまで好かれるだけのキャラクターであった。またルナ様の陰に隠れがちだが、ユーシェルートもかなり良い。他二人は知りません。

 

38:大図書館の羊飼い 75

 

39:夜明け前より瑠璃色な 76

 

40:Justy×Nasty ~魔王はじめました~ 70

 

41:恋愛×ロワイアル 78

由奈ちゃんなんだよね。

 

42:この大空に、翼を広げて 77

半幻想的清涼的恋愛模様をとても上手に描いた作品。プレイしているだけで心が浄化されるような雰囲気作りは見事。

 

43:恋色空模様 74

なぞに権力強い先生に歯向かう物語。変なところはあるが妙面白さがある。

 

44:ピュア×コネクト 74

SMEE最高傑作。恋愛とギャグのバランスがちょうどいい。

 

45:ハロー・レディ! 70

失踪間のあるシナリオに、癖のある主人公。私的には暁の護衛の上位互換だと思っている。主人公の能力とそれに伴うラストバトルを除けば完成度は高い。

 

46:メルクリア ~水の都に恋の花束を~ 66

この作品、実は嫌いなキャラクターが多すぎてクリアしたルートが一つしかない。作品としての完成度がずば抜けているというわけでもない。それでもここの入ったのは偏に「好き」だと思わてくれたことにある。やっていることは日常を描き、その大切さ、尊さを説く。そして別離と再会。他にこんな作品はあるだろう。しかしそれでもこの作品が好きだと、ただ直感的に思った。

 

47:放課後シンデレラ 74

プロえっちげまさん推薦作品です。

 

48:箱庭ロジック 69

ゆき恵さん絵作品最高傑作。

 

49:枯れない世界と終わる花 72

本当に好きだけでここにいるような作品。72点と結構な高得点を出していますが、そこまでではないと思っているところもあります。でも好き。

 

50:キサラギGOLD★STAR 61

ノーコメント。