思考溜り

その名の通り、ここには思考が溜る。どんなに崇高でも、下賤でも、わたしの思考の全てはここに溜る。

現実という閉鎖空間

最近現実がとても大きな閉鎖空間に思えてならない。正確に言えばわたしの生活圏内なのだが、まぁこの最近が示す期間内に生活圏内から出たことは非常に稀なのでまぁ無視しよう。とはいえ生活圏外が一概にそうではないのかと問われても少し首をかしげるところではある。生活圏内から離れれば離れるほど閉鎖的要素が鳴りを潜めることは確かなのだが、やはりそこは現実世界なのだという認識は依然として存在し続ける。海外まで行けばないに等しいほどにはなる。しかしコロナ以降海外渡航はしていないので意味はなし。

つまるところ変化のない日常というものはわたしに負の影響を与えている。やだ……まるでコロナで家にこもりっきりでうつになっちゃうよなんて言ってる「一般人」みたいじゃないですかーwww ……あたし、一般的な感性(笑)持ってたみたいです。まぁ毎日大学に行く生活よりも毎日家にこもりっきりの方が良い……のか? わかんないよぉ……。取り敢えずぼくは旅行に行きたいですね。本当だったら20年の2,3月あたりにイタリア、フランスに行く予定だったんですが潰れました。前回イタリア行ったときは知らなかったので仕方ないことではあるけどARIAの漫画片手に「聖地巡礼しましたー!」って感じのオタクっぽいことしたかったです。

こういう妄想をしてるととても気分が悪くなります。世界が広い~~~~~。そしてあたしの生活空間狭すぎ~~~~~。世界の広さを知った蛙は、一生檻の中で過ごすのかな? まぁあたしは世界の広さなんてこれっぽっちも知らないんですがねーーwwww

教えてくれ! このあたしに、世界の広さというものを! そしてわたしは宇宙飛行士を志したのであった──── -完-

終わらねェ……これが、あたしの物語だから……!

・・・・・・くっだらねぇ、なんだよそれ! バカバカしい!

いや、本当にくだらないんですよね。つまり窮屈な現実にちょこっと嫌気がさしていますってだけの話なんですよ。それ以上でも以下でもなくて。でもわたしはここ最近になってようやく気付いたっていうか、もしかすると普通の人は割と早い段階で気付くんじゃないかなって思って。怖いですね。よくあります、それは我々が2000年前とっくに通った道だァ! ってこと。世の皆様方はどうやって克服してんですかね。それとも我慢? そんな強さ、アタイにはなかった……。

閑話休題。当然それを解決するのは虚構ダイヴなのですが、どうにも最近「ちょうどいい作品」がない。虚構ダイヴのideal世界を有する作品、いつも頭に浮かぶけど作品名に心当たり一切なし。これこそが虚構だった……? 戻ってきて、虚構のダイヴは現実あっての恵み、完全なる逃避は虚構の役目じゃないよ。

ふと思ったけど、現実とはつまり生活圏内、及びそれに近しい場所。海外旅行はそこからの逃避行、元気もりもり未知パワー! 虚構ダイヴとはつまり、海外旅行のようなものだった……? ああ、安住なきホームなんて、どうしてそんなものに頼ることができるのでしょう。と言いつつ頼っております絶賛虚構の奴隷契約更新中。ん、虚構ダイヴが海外旅行のようなものだとすれば、虚構世界とはまさしく国家? 世界なんてそんな単純かつ大層なものじゃなかったんだ。すげぇ、今すぐフリギア王国に国籍移してきます。これから国家の従僕として、よろしくお願いしますね。