思考溜り

その名の通り、ここには思考が溜る。どんなに崇高でも、下賤でも、わたしの思考の全てはここに溜る。

ELDEN RINGの話

発売から一か月ちょい経って、大ボスはすべて三回以上倒したところでそろそろエルデンについてのいろいろ話そうかなと思った次第。……まぁ、まだトロコンしてないんだけどね。

ということでさっそくいってみよー。

 

それと、初見ボス戦に関しては動画アップしてるので参考までに→かりんこ - YouTube

楽しかったボス

第6位、神肌の使徒! 

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一周だけでもちゃんと回ると3,4回くらい戦うことになるため正直鬱陶しいと思う人もいたと思う。しかしわたしはそれをボーナスだと捉える程度には戦ってて楽しかった。初見時最初に戦ったときはあまりに強くて引き返したことはちゃんと覚えてる。そんな記憶を持っていたからか、武器屋レヴェルを強化して挑んだときの「あ、意外といけるな」感がとても気持ちいい。そしてモーションがかなり正統派という感じで、定期的に戦いたくなる魅力がある。

 

第5位、アステール!  

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いやー、初めて相対したときの絶望感よ。そして実際に戦ってみてさらに絶望。死んだ回数はすでに忘却の彼方、しかし気が付くと綺麗に立ち回れていた。この成長してる感じが堪らない。すべての攻撃にちゃんとした避け方があり、また隙自体も実は大きい。分かれば強ボスと言うほどではないけど、全体としてそもそもボスとして品質が高い。

 

第4位、マレニア!  

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倒すのに4日くらいかかった。まーーじで強かった。戦ってるときも最初こそ何も言わなかったものの、時間が経つにつれて流石に暴言も増えてきた。でも、だからこそ倒せたときの喜びはすさまじかった。意味もなく世界に感謝した。ボスとしてもちゃんと理解して立ち回れば付け入る隙はいくらでもある。どっかの害獣とは違うのだ。

正直、わたしは水鳥乱舞がかなり好き。これを避けられるか否かが勝負を分けるとはその通りで、でも、ちゃんと避ける方法は存在していて、まさしく最強たる風格を醸していた。

 

第3位、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー!  

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なんというか、とても正統派という感じのモーションで、尚且つラスボス手前で来るという”熱さ”。霊体ゴッドフレイで結構ちゃんと見極めたつもりだったけど、それでもやはり強かった。単純に、単純な強さを追求したと思わせられた。それと前半の第二形態への移行に使う地鳴らし、これを完璧に避けられるようになったときめっちゃ気持ちよかった。

でもそれで終わりというわけではなく、ホーラ・ルー。行儀よくするのはやめだ……の漢気よ。蛮地の王、その本質だったよ。

 

第2位、獣の司祭&黒き剣マリケス!  

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もうただただ強かった。それでも第一形態はまだ理詰めで安定させることができたからよかった。問題は第二形態だ。こいつの攻略法どうする? と聞かれても飛んでるときはしっかり見て回避、飛んでなかったら内側はいるようにとしか言えない。何故ならマリケスの強さの本質がゴッドフレイ以上の単純さであったから。範囲の広い攻撃、それが素早くプレイヤーに繰り出される様は理詰めの攻略など無意味と悟らせる。

 

第1位、モーゴット!  

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はい、わたしはですね、モーゴットをですね、エルデンリングを表すボスだと、そう言いたいんですよ。やった人ならだれもが感じるであろう異常なまでのディレイ、マルギットから始まって数々のプレイヤーを苦しませてきたことだと思う。そう、マルギットから始まった。本作の先生ポジはマルギットてやつかぁ……としみじみ考えつつ進めていけばあれま、同じ人が出てきたよ。で、戦ったらバカ強いの。マルギットで唯一とも言える救いをしっかりと潰し、戻ってきたのだ。端的に言って、くっそアクロバティックなマルギットと想像すればその絶望は容易に想像できる。しかし、かつての先生が超強化されて戻ってきたと感じたとき、わたしは何故だか「成長したな……」と頭を撫でられている気持ちになった。そう、ここまでの成長をしっかりと確認させてくれていた。ありがとう、モーゴット……。

 

また、惜しくもランクインしなかったボスとして、竜のツリーガード、及び親衛騎士ローレッタを挙げて、この項は終わりとする。

 

クソボス

特にランキングとかないです。クソボスはみな等しくクソです。

はい、忌み潰し。……懲りないっすね^^;

満月の女王レナラ。まともに戦えカス。

腐敗の眷属×2。しね。

腐敗結晶人×3。そうやって複数のコンビネーションを生かしきるのまじでやめろ。

イカード。これはアクションゲームなんだよ、弾幕シューティングはよそでやってください。追尾をなくすと良いかもしれない。みな等しくクソと言ったけどライカードは頭一つ抜けてるかも。

宿将ニアール。狭いフィールドに三人で来ることも腹立たしいけど、そのうちの一人が即死チェイン持ちって、頭おかしい。オニールは馬とフィールドを生かせる良ボスだったのにな……。しかもわたしが倒したときはそうじゃなかったから知らなかったけど、再召喚するらしいな? しねよもう。

神肌のふたり。1人でも厄介なのが二人も……燃え……るわけあるかボケ。オンスモは二対一用に調整されてたから面白いんだよ。

エルデの獣。なぁ、楽しいか? なぁ。追尾型弾幕シューティング次回作でもやったらまじで許さねぇ……。ライカードと害獣のカスはエルデの地から消えろ。

 

まぁ、美点と汚点はこんな感じ。例の如く汚点塗れのゲームだけど、面白かったよ。言いたくはないけど。よく言われてるけど、悪いところが今まで以上に最悪で、良いところは本当に良い。

 

本作に関して、あたしとしては、今年のGOTYを取らないことを祈ってやまない。確かに面白かったし、多分数年はやりこむ予定だけどいつも以上に作品として粗が多すぎる。SEKIROのような奇跡の作品なんかじゃなくて、あまりに順当に、フロムらしさを出しただけに過ぎない作品だった。

 

P.S. ローリングによる落下硬直キャンセルとデフォルト二刀武器のガードをしっかりとしたもの(モブがやっているような武器を交差させたようなガード)を実装してください。お願いします。